2013年の紅葉
九年庵に紅葉を見に行った。1年に1度の一般公開で、連休ということもあり、すごい人の波であった。家に帰り着いたときはぐったりであったが、久しぶりに、天然の美しさを感じた。カタログから抜粋して紹介する。 神埼町の北端、仁比山神社仁王門をくぐり抜け、坂の参道を上ぼりつめると、その左手には緑の生け垣に囲まれた風雅な葦葺の屋根が見えます。そこが旧伊丹家邸宅、通称九年庵です。この邸宅は、歴史的な由緒を持つのみならず、県内の庭園の中でも特に類例のない特色を有する、佐賀県を代表する文化的財産といえるでしよう。四季それぞれに美しさがあり、また庭一面に広がるコケはまるでジュウタンを敷き詰めたかのように錯覚してしまいます。 この九年庵は平成7年2月国の名勝に指定を受けました。 九年庵の名前の由来ですが、元来“九年庵”とは現邸宅の西北端に建てられた14坪の茶室(現在は解体)のことを指し、又「九年」とはこの庭園が九年の歳月を費やして築造されたことに由来するものです。