富士山
飛行機は滑走路を離陸して、みるみるうちに、どんより曇った雲の上に出た。富士山が雲の上に顔を出していた。いつみても堂々として美しいね!燻んだ現世を離れて、雲の上の太陽の光が降り注いだ。昨日までの毎日の苦労がスッと消えていくのを感じた。雲の果てしなく続く水平線は、地球が丸い事の証拠だ。日本はやはり美しい国だと思う。いろいろな宗教が混在しているが、調和して、自由に暮らせる国だと思う。このような平安な気持ちになれるのも久しぶりだ。平常心で、毎日を送れたら良いのにと思う。それにしても、イスラム国と称している地域はどのような人間の集団であるのか?日本人は、イスラム国のように、人間を人前で平気で殺すような野蛮な行為はけしてしない。いつの時代でもこのような人間達が出てくるのはなぜだろう?根底には人間の煩悩が潜んでいるのだろう。