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敬天愛人


NHKの大河ドラマ「西郷どん(せごどん」の主人公である西郷隆盛が好んだ言葉である。明治維新の偉業をなしたことで知られる西郷さんであるが、その最後は鹿児島の地で自刃した壮絶な最後であった。島津斉彬に心酔し、日本の現状を憂い、その生涯を大きな目的をもって貫き通したその精神力はどこから生まれたのだろう。

その人柄には誰もが心惹かれる。

「道は天地自然の物にして、人は之を行ふものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給ふゆゑ、我を愛する心を以てを人を愛する也」と西郷隆盛の道徳観が滲み出ている。


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